彼女との初デートは、メールをし始めたその日だったので何もプランを立てていませんでした。恥ずかしい話ですけど、急に会うことが決まったから俺は仕事の作業着のままで会いに行ったんです。それにはさすがに彼女も驚いていましたけどね。でも急な事だったからという事で理解してくれました。

 

彼女と俺の家は電車で二駅離れたところだったので、彼女の最寄り駅まで電車で向かいました。会って何をしようか悩んでいたんですが、近くに居酒屋があったので一緒に飲みに行くことにしました。前にも出会い系で知り合った女の居酒屋で飲んでそのままエッチしたことがあるから、もし付き合えなくてもエッチできたらいいなって思って飲みに行くことにしました。それに俺は作業着。おしゃれな店に行くことは出来ないですからね。

 

居酒屋に入って話していると、可愛いのは見た目だけではなく、性格もすごく良い子でした。気配りも出来るし話も楽しい。なにより男を立てるというのが上手な子でした。俺はこういうタイプを待っていたんです。可愛くて話が面白いに越したことはないんですけど、やっぱり女は少しくらいは気配りと男を立てることが出来ないとと思っていましたから。俺にとっては理想的な女だったんです。

 

お互いに少し酔ってきたので、もしかしたらこのままホテルに行けるかなと思ったんですけど、この女ばかりは絶対に彼女にしたいと強く思ったので、初日にホテルは良くないと思い、その日は帰ることにしました。それに彼女の方が俺のことをどう思っているか分からないので、下手に手を出すのは良くないかと。

 

店を出てからは二人で少し散歩をして帰りました。その時に彼女の手が俺の手に触れたので、もしかしたら手を繋いでも良かったのかもしれません。でも男とは不思議なもので、本気な女には何もできなくなっちゃうんですね。その日は寂しさと嬉しさが混じった変な気持ちで家に帰りました。